中学受験の塾講師から見る「ちょっとイカレた世界にいる親たち」

「中学受験をわらう」というブログをご存知でしょうか?

私自身、子供が受験をする側で必死な方ですが、このブログを書かれている方は塾講師の指導者側。

指導者側から見た中学受験のことをズバッと毒を吐きつつブログを書かれていて、「黒い講師」と名乗られております。

先日、本屋さんをぶらっとしていた時、「黒い講師」の方のブログが書籍化されていて内容も気になったので買ってみました。

塾講師にだまされるな!という本です。

まだ私たち(親たち)が中学受験のイカれた世界にどっぷりハマってしまわないように冷静な?今のうちに読んでみると面白いかと思います。

ただ、経営目的の本音も書かれていたり、表現は悪いかもしれませんが、よその家庭のことを食い物にする?ことまで書かれているので、気分を害される方もいらっしゃるかもしれません。

単純に中学受験をした家庭の様子と指導者側の本音という部分で、こういうこともあるんだ~というくらいに、さらっと読めれば、私としては面白いかなと感じました。

スポンサーリンク

塾の講師も仕事でやっていること。客観的にみると面白い本音

中学受験って孤独

子育てをしていると、どうしてもでてくる親同士のからみ。

そこで意気投合するパターンもありますが、だいたい社交的な程度で深入りもせずお知り合い程度。

そんな中でも、幼稚園・小学校生活をしてみると、モンスターの親がいたり、ひきこもりの親がいたり、子供放置の親がいたり、怒鳴り込みにくる親がいたり・・・

それぞれの家庭、夫婦の関係が様々だなと見えてきます。

学校の先生、習い事、塾の先生たちはこんなにたくさんの種類の親たちを相手に、日々大変!

息子が中学受験をする話はごく一部の友人にしかしていないため、周囲には我が家の内情は見えていない様子・・・

しかも、子供の受験のことで愚痴を言ったとしても、本気で真剣に相談しあう仲ってあまりないですよね。


結構、中学受験って家庭ごとに孤独です。

そんな中でも相談できるのが塾の先生たち。

塾からはきっと我が家の違う一面が丸見えになっていると思います(笑)

子供の成績、生活態度、苦手科目・・・悩みが多くて相談することが多いんですもんっ。

「塾講師にだまされるな!」

中学受験で子供たちを応援したり、保護者の相談にも乗ってくれる塾ですが、会社であり、営業であり、仕事の一環だよな~、客観的に見ると経営だよな~と思うことがあります。

そして、私たちはお客様側。

しかも、高額な月謝に講習代、特別講座代、テキスト代、模試代、流れ出ていくお・か・ね

誰だってお金を無駄にはしたくありませんが、子供の中学入試で少しでも合格へ導くためにできることはやってあげたいと思うのが親ごころ。

しかし、その親ごころを逆手にとって腹黒く稼ごうとする塾もあるよという内容が書いてありますので黒い部分がありありの本です。

確かに、今まで子供の習い事の体験会に行っても、

「お宅のお子さん、素質がありますよ~!磨けば輝きますよ!将来が楽しみですねっ!」

という誘導がよくありますよね。

冷静に考えれば、

「たった1回うちの子を見ただけで何がわかるの?」

と思う親もいれば、

「あらっ!そうかしら?やっぱりやらせた方がいいかもしれないわね!」

と話に簡単にのっかってしまう親もいます。

塾関係だったら、中学受験じゃなくても中学・高校の勉強で

「このままじゃ、お子さん、マズいですよ。」

と塾に言われてしまえば、親も焦ると思います。

塾や習い事以外でも、勧誘の仕方なんてみんなプロですよね。

簡単に本の感想

中学受験の成功体験談などを読む機会はありますが、あくまでも子供が中心だったり、勉強についてのアドバイスだったり、そんなに家庭内のドタバタ劇まで見えません。

あまりよそのご家庭が見えない中学受験ですが、「黒い講師」が書かれたこちらの本では、主に2名の生徒の受験記録が中心となっています。


その他の生徒の様子、大手塾でやってこれずに転塾してきた子供、偏差値と志望校がかみあっていないのに食い下がる親、個別指導のコマ数を増やしてお金でなんとかしようとする親、エリート夫婦の子供・・・

塾講師側と親&子のやりとりが受験前から受験本番、受験後まで「黒い講師」の目線で書かれています。

(かなり黒い部分に嫌悪感がある人もいるようですが、ブログが人気なのは、やはりみんな興味があるから??)

受験当日、塾講師として生徒を応援しに寒い中、外で待っている

→ 確かに、体力的に大変だよな・・・。

合格の連絡は嬉しいけど連敗だった場合、何とかしてあげたい、でも次の高校受験に切り替えてもらってまた塾に投資してもらう?

→ 経営上、なるほど・・・。やっぱり黒い。

「黒い講師」の黒さもありつつ、白さもありつつ、客観的に読んでいて

ありえる~!!

と思ってしまいました。

私が感じたこと

まだ受験を経験していない人からすると、やっぱり中学受験は「イカれた世界」に見えるかもしれませんね。

確かに受験本番付近になると、私もパニックになって髪を振り乱し、メイクボロボロ、余裕なしの状態になっているかも・・・とつい想像してしまいます。

でも、最後まで相談にのってもらえるのは塾の先生たち。

子供も信頼関係を持って先生の言葉で心が左右されることもあります。

なんでもかんでも塾が神様でなんとかしてくれるわけではありませんので、結局は親子でなんとかしないといけない受験。

塾と家庭の関係をちょっと考えてしまいました。

子供が通塾している日能研では必修と言われる講座でも、各家庭で受講するしないは決めることができますし、その子にあったお薦め講座を案内してくれますが、選択の幅があり、自由です。

特に、いい加減な対応だなと思ったこともなく、アドバイスも的確で相談しやすい環境を作ってくれています。

騙されるのも騙されないのも自分たち親次第。

逆に塾から「この親って・・・」と思われる部分もあるかもしれないなぁ、と思いつつ、まぁ、いいっか!!

塾も親の相手がお仕事の1つ!

迷惑な親にならないように、少しは気を付けようと思います(笑)