集英社版学習まんが「日本の歴史」が18年ぶりにリニューアル!

学習漫画と言ったら「日本の歴史」が昔からありますが、だいたい比較されるのが小学館、角川、集英社、学研の4社。

それぞれ特徴があり、時代とともにリニューアルされたり、新しく刊行されたり、どの出版社も工夫をこらしています。

不動の一位だった小学館でしたが、2015年に角川からソフトカバー、有名なイラストレーターたちによるカバーイラスト(表紙)など絵柄も現代的になり、売り上げも急増中。

そんな中、創業90周年企画として、集英社が18年ぶりに「日本の歴史」まんがセットをリニューアルし、2016年10月28日に刊行されました!

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集英社の「日本の歴史」まんがの特徴は?

我が家には、角川まんが学習シリーズ「日本の歴史」セットがあるので、集英社のセットが出版されても2つもいらないよな~、でも、どんな感じなんだろう?と1冊だけ購入してみました。

どこの時代を購入するか・・・。

やっぱり、最新版ということなので、ラストの巻がどこまで最新か、他社とどんな違いがあるのか見てみようと20巻を購入することにしました。

本屋さんへ行ってみると、

あれっ?ソフトカバーじゃなくて、今までと同じような大きさ、ハードカバーだ!

と、ちょっとびっくり。

大人気の角川のように、小さめになってソフトカバーになっているのかと思っていました。

(集英社のホームページにはちゃんと、ハードカバーと記載してあったようです(汗))

ここが違う!というポイントは?

集英社でアピールしているところは、

・まんががおもしろい

・近現代史の割合アップ(次期学習指導要領もカバー)

・活躍中の漫画家が表紙イラストに

・軽くて丈夫なハードカバー

・カラーページを増量

・総合アドバイザーは受験界のカリスマ講師「野島博之先生」

というところです。


★追記:【初版の訂正について】記事にしていますので、ご確認ください!!

>>【訂正のお知らせ】集英社「学習まんが日本の歴史」で誤植

私が購入した20巻(激動する世界と日本:平成時代)を見てみると、近現代に力が入っているな~という印象です。

他社は、昭和後期~平成が最終巻となっているのですが、集英社は昭和が16~19巻の4冊、平成が20巻の1冊と、内容のボリュームがあります。

巨大地震のしくみと備え、テロのこと、地球温暖化と異常気象、世界の自然エネルギーなど今、直面していることが掲載されているので、ちょっとした図鑑のような写真と解説が嬉しいところ。

バブル、小泉政権、インターネットによる物流の変化、個人情報、東日本大震災の津波による原子力発電所の事故、それからのエネルギー利用についてなど、政治や環境がマンガのストーリーになっているんです。

歴史用語の一覧、年表も近現代の巻では細かく日本の出来事がのっていて、同時に世界のできごとも書かれています。

20巻は191ページでした。

(同サイズで同じようにハードカバーの小学館は149ページ、学研は112ページ+解説30ページ)

気になった部分と言えば、最初の方のページに「この本の決まり」という部分。

人名や地名、できごとの表記は、高校で学ぶ日本史の教科書にもとづいています。このため、小・中学校で習う表記とは異なる場合があります。

例:聖徳太子 ⇒ 厩戸王(うまやとおう)

大学受験向けも視野に入れている作りなのはわかるけど、なんで高校で学ぶ日本史にもとづくのでしょう?

小学生から読むようになっているのだから、用語に関してはカッコ書きで両方載せてくれた方が有り難いと思うのですが・・・。

中学受験だって、まだ聖徳太子(厩戸皇子)と書いてあるのに・・・。

1年で偏差値を40上げて、慶応大学へ入ったビリギャルで日本の歴史の学習漫画が注目されましたが、高校生にも意識して作ったのかなと思います。

すべて漢字にふりがながありますが、ちょっとこの「高校教科書にもとづく表記を用いる」というのは小中学生にとっては、逆に困るなと感じました。

【2017年3月追記】

文部科学省の学習指導要領の改訂に伴い、厩戸王(うまやとおう)になったり、「鎖国」という言葉がなくなり、「幕府の対外政策」という表現に変わっていくという発表がありました。

しかし、混乱を招くことになり、小中ともに聖徳太子の表記に統一、鎖国に関しては、「鎖国などの幕府の対外政策」ということで落ち着くそうです。(2017年3月情報)

一部の歴史漫画では意識して、「鎖国」という言葉を使っていないものもあります。

新しく歴史が解明されてくるなかで、変更があるのは致し方ないのかもしれませんが、学習する側としては難しいですね。

小学生の子育て中である私の感想

子供たちも幼少期から今現在、体験してきている事柄ですが、まだ記憶にあるかないかわからない時のことだったり、出来事の理解が難しい年ごろですし、身近に感じられない部分でもあります。

親が全部説明するなんて無理~!

子供自身に読んでもらう方が早い気がします。

親にとっては、ついこの間のことでも、もう歴史になっちゃっていて時代の変化が激しいな~と年を感じちゃいます。

私としては、近現代の移り変わりが激しく、内容も難しいので教えられないし・・・。

そういう意味では、日本の歴史漫画セットをすでに持っているおうちは、集英社の近現代部分だけ購入するのもありかなと思います。

私の好みとしては、トータルで「日本の歴史」漫画セットを見ると、角川がいいなと思いますが、近現代史部分は集英社で補強するという使い方をしたいですね。

特に、高校の教科書にもとづく表記と言うのがちょっと・・・気に入らないかも(言っちゃった・・・ごめんなさい)。

逆を言えば、中学生以降でも使える内容!ということですね!(プラス思考で!)

う~ん・・・でもやっぱり、両方表記してほしかったな~。

歴史的内容はプロではないので、歴史の細かい違いが私にはよくわかりませんし、絵柄よりも内容重視だったり、重要視するポイントがそれぞれだと思います。

色々な口コミがありますが、読んで学ぶのは子供たちなのでご家庭で相談されるとよいかと思います。