発達障害の不注意型の息子に効果あり?中学受験までコンサータを試してみる

前回の記事の続きとなりますが、息子が大きくなるにつれて、成長した部分もたくさんありますが、また新たなる問題が次々に湧き出てきました。

やっぱり、ひっかかる部分が「発達障害の不注意型」。

息子が小学校2年生の時に相談に行った発達障害の病院へ半月待ちで受診してきました。

今の時代、ネットで色々と子供の様子や病気などの項目を調べて、うちの子はもしかして??・・・と知ることができますが、そこから先の相談や診察となると時間がかかってしまうんですね。

親としては、すがる思いで相談したくても、専門の病院は少なく、初診を受け付けていなかったり・・・。

悩み相談ではなく、やはり専門医にみてもらいたかったので、再受診をお願いしました。

大人の発達障害も今、メディアで取り上げられるようになり、大人になってからもしかして?と思う方が増えたり、周囲にも理解してくれる人も増えてきているそうですが、やはり「社会不適応」という見方をされて、悩んでいる方も多いのが現実です。

専門の病院もまだまだ少ないため、近所の小児科や病院と違い、予約が困難。

半月待って病院へ行ってきましたが、やはり混んでいました。

スポンサーリンク

軽度の発達障害「ADHD不注意型」と中学受験

病院へ行く前に資料作り

病院は予約で混んでいるので、「事前に子供の様子を簡単にメモしてきてください」という話がありました。

私自身から見た息子の様子をワードで作成し、印刷しました。

担任の先生にもお願いして学校生活の様子を書いた手紙を作成していただきました。
(封をしていただいて、私には見えないように・・・)

改めて、子供の困っている所をずら~っとあげてみると、うじゃうじゃでてくる・・・(汗)

確かに、診察で急に話をしたくても言い忘れてしまうこともあるので、親として事前準備をしておくと話もスムーズです。

フォーマットはないので、簡単に(と言っても、ワード4枚分にもなってしまいましたが・・・)、今までの成長(学年ごと)、性格、学習面、行動、今現在の問題点、その他を項目にして、箇条書きで書きました。

病院の先生とお話

診察の時は子供も一緒に話をし、夜寝れないこと、中学受験はしたいこと、学校へ行く気になれない日もあること、切り替えができないことなどを簡単に話しました。

病院の先生は、「軽い不注意型だね」と言っていましたが、私にとっては「軽い」も「重い」も違いがわかりませんが、日常の行動でかなり困っていることは事実。

ちなみに、息子が当てはまっている項目は・・・

・忘れ物が多い
・興味があるものに集中し過ぎて切り替えが困難
・人の話を聞いていないように見える
・字が乱れる
・行動が他の子よりワンテンポ遅れる
・片付けが苦手
・あまり目立たないためADHDと気づかれにくい

不注意型からうつ病や不登校などの二次障害がでてくることがあるという話もありました。

先生の判断でコンサータという薬を試してみることに

そこで、先生から「受験までコンサータという薬を飲んでみようっか?」というお話が!

私としては、ネットで調べていた時に聞いたことがあった薬だったので、先生の説明を受け、服用する方向に決めました。

不注意・多動・衝動性の症状は脳の情報伝達物質ドーパミン(ドパミン)やノルアドレナリンが再取り込みされてしまうため、うまく伝わらない状態なので、それを薬によって防ぐというお話でした。

コンサータという薬は、注意欠陥や多動性障害のADHD症状を改善するもので、10~12時間効果があるので、朝に服用します。

お昼近くに服用してしまうと、夜に眠れなくなってしまうので、朝の服用を忘れたら飲まないようにということでした。

また、食欲がなくなる、寝つきが悪くなる・・・他にも副作用がでることもあるということで、睡眠前に飲む「メラトニン」も処方されました。

コンサータ錠の量を決めるため、18㎎、27㎎、36㎎を2日ずつ飲んで様子をみて、今後の方針を決めるということで、1週間、息子の様子を観察してみることになりました。

コンサータを飲んだ1週間の様子

薬が効いた!!

最初の2日間は、一番少ない18㎎でしたが、本人の中でも「な~んにもかわらない・・・」ということで、食欲もあり、あまり生活態度も変化なし。

次の2日間は、27㎎でしたが、起きている時間はすっきりし、夜はなかなか寝られず、食欲は減って給食を残したそうです。

次の2日間、36㎎を服用し、ちょっとずつ変化があらわれました。

何が変わったかと言うと・・・多動のように行動が急に落ち着いたというわけではないので、わかりにくいのですが、

・妹へのちょっかいが減った
・自分で行動や計画を考えるようになった(実行できるかは別なのですが、意識するようになった)
・人の話を聞くようになった

なんとなく、ちょっと落ち着いたかなという感じです。

ただ、朝学校へ遅刻することがまだ課題です。

さらに2週間はコンサータ36㎎を服用

1週間の様子を病院の先生に伝え、さらに2週間は36㎎を服用してみることになりました。

息子自身も、薬を飲んでからすっきりすると言っていました。

親としては、薬の効果ってすごいな~、まだまだ問題点はあるけれども、学校の先生にも薬のことを伝え、給食も減らしてもらうことで、周囲の理解に助けられています。

食欲が減ったのは事実ですが、薬が切れた頃の夜には、お腹がすいてくるので小分けにして食べています。

ここ最近では、ちょっとずつしっかりしてきたな~と思う面もでてきました。

・委員会の段取りもまとめ役も実行できるようになった
・自分の意見を丁寧に説明できるようになった
・自分から塾へ行き、勉強もするようになった

やっぱり、問題なのが「朝起きられない!

という状態なので、睡眠時間を確保するためにも、受験勉強はかなり減らしています。

やっぱり学校生活が基本だと思っているので、そこはしょうがないですね。

学校へ行くと、バタバタしてしまうようで、毎日の提出物もうっかり忘れが多いので、対策をまた考えなくては・・・。

息子自身も自覚するようになった

コンサータという薬は薬局の説明書きにもありましたが、「薬物依存を生じることがある」と書いてあります。

ネットでの口コミも、飲ませたくないという保護者のお話があったりもしたので、正直、不安もありました。

しかし、ADHDは治るものではないので、改善することが必要です。

日常生活に困難が生じて親子でへとへとに困ってしまった我が家としては、薬に頼ってみることに迷いはありませんでした。

コンサータは、「コンサータ錠適正流通管理委員会」に登録された医師しか処方できないそうで、薬局も指定されたので、やっぱり病院の先生の診断は大切かなと思います。

息子自身も、親へ反抗する時、冷静に物事を順序立てて言い返したり、意見を言ったりするようになりました。

前は、それもうまく伝えられず、イライラして部屋へ逃げていましたが、今は行動が伴っていない部分もありますが、頭ではよくわかっているようです。

「自分でも、みんなができることでも自分はできないことがある。それを直そうと思っているし、時間がかかるかもしれないけどできるように努力しているから。中学生になってもこのままじゃいけないこともわかっているから。中学受験のことも、色々と考えているよ。」

と、いっちょまえなことを言っていますが、素直に親として待つしかないかなと思っています。

学校がお休みの日に1日、薬を飲まないで試してみた日がありました。

すると・・・

朝からイライラするようで、態度が戻った~~~~!(悪い意味で・・・)

息子も、薬を飲まなかったらなんかイライラしちゃった・・・と、一時的に口論となってしまいましたが、その後は冷静になれました。

薬の依存に関しては心配でもありますが、今は薬の力を借りて、自分で意識をしていき、改善できていくといいなと思っています。