新5年生の2月。
日能研の新5年生公開模試がありました。
4年生最後のカリテがものすごく悪かったので、今回はちょっと復活したい所ではありますが、親としては何もできず見守るしかありません。
と言いつつ、小言はビシバシ。
読解のスピードをあげて、ケアレスミスをなくすように見直して、字をきれいに、記号ではカタカナか平仮名で答えるか問題をよく見て・・・
いつも繰り返し言っていますが、試験前にガ~ッと言っても試験が始まって問題にとりかかったら、頭真っ白になっちゃうんですよね。
お絵描きの大事さがまだわかっていない
今回の公開模試、本人なり国語以外はできたようです。
算数は1問間違いということでしたが、なんと、聞かれている方と違う線の長さを答えてしまってのミス!!
1問間違いといっても点数配分が大きかった問題のため、順位に大きな影響が・・・。
正解だったら満点なので1位、でもその1問間違いのために算数の順位が一気に150番近くまで下がってびっくりです。
息子もこれで、1点の重さ、1問の重さにちょっと気が付いたようです。
結果として、4教科・算数・理科・社会は60以上、国語はなんとかギリ50くらいで、やはり国語は・・・
今年は、平均して60前後になれるようにワンラックアップが目標です。
理科では、息子が苦手な文章+計算の問題ができていませんでした。
理科は好きだけど、文章を読みながら状況を理解して、グラフなどを利用して計算をするという問題が苦手な傾向にあります。
その原因は、
お絵描きをしていないから!!
これだと思うんです。
「算数も理科も、文章問題は前から読んだまま順番に絵にしていって、頭の中を整理するんだよ。」
と言ってきているのですが、1人でそれができない状態。
実験の条件を確認しながら「お絵描きしてみて」と言っていたら、図工の絵のようにご丁寧なお絵描きを始めるし・・・。
「お絵描き」っていう言葉がいけなかったかな・・・
あてつけでしょうか?反抗期でしょうか??(笑)
結局、図式化するアドバイスを素直に聞いて取り組んでみると、すぐにひらめくのに、息子はどうしても頭の中で全部を考えてしまうんです。
手を動かさない。
答えだけポッとだそうとする。
途中過程がふっとぶ。
計算式が複雑なわけではなく、文章の流れからどういう実験、どういう結果、どういうつながり、そして違う条件だったらどう?と全部関連付けられているので、説明の長い文章でまどわされないでほしいんです。
理科のテストは、単語の丸暗記、計算方法だけわかっていても文章を読み取る力がないとダメですね。
読解ほど複雑じゃないので、素直に読んでいけばある程度わかるし、頭の中の整理の仕方を簡単な問題のうちから習慣づけないと今後が大変。
子供って色々なことを考えすぎたり、大事な部分を気づかずに見落としたり、ドツボにはまってしまうこともあるので、頭の中の整理は大切です。
まずは、手を動かそう!!
新5年生の春
前回に引き続き、今回もカリテが後日受験となってしまいました。
理由は、「妹の完全なる水疱瘡と息子自身が水疱瘡の疑い」ということで、週末は外出禁止令となったからでした。
週明けに息子だけ病院で診てもらい、許可をもらってから登校ができたので、火曜日に塾でカリテの後日受験をすることに。
もう、ここからは完全に私の爆発ゾーンへの突入となりますので、流し読みしてください。
母のアドバイスを完全に無視する息子に怒り爆発
平日の後日受験は息子本人も調子が狂うようで、できれば避けたいなと思っています。
しかも、小学校で体力測定会があり、6時間授業を受けてきてから帰宅後、休む間もなく漢字の復習だけをしてカリテへ。
もう、ヘロヘロな様子もわかりましたが、どんな条件でも関係なく成績としてあらわれるもの。
テスト後、答え合わせをしてみると・・・
私、ドッカ~ン!の大爆発!
算数のやり方で家庭学習であんだけ注意し、息子にミスを減らす作戦を言い続け、やらせるようにしていたのに、本番になってやっていなかったことが発覚!
そのため、やり方はわかっていても点数にならず・・・
それが何か所も・・・
国語も、特訓を始めたばかりで家庭学習では少しずつペースをつかみかけてきたところで受けたテスト。
内容が難しくてわからなかったらしく、バツのオンパレード。
もうね、もうね、親としては結果はスルーしちゃっていいですか?というくらい、封印したい気持ちでした。
谷もなくては気づかない。これを機にやり方を見直していく意識
テスト結果は・・・
総合7、応用5
という、5年生になってから受けたカリテで過去最低となりました。
しかも、またもや国語がぁぁぁぁ・・・。
この中学受験という世界は、子供のテストの成績に親も振り回されるという方も多いかと思いますが、まだ5年生前半ということで、ある程度は客観的に見ていられる時期です。
(そう思っているのは私だけ??)
このテスト結果でしばらく、算数の解き方の意識がかわってくれればと思っています。
具体的に何が原因だったかというと、息子は書くことが苦手&嫌いなため、頭で考えようとしてしまうんですね。
今までは算数でも簡単なメモがあれば解けていたかもしれませんが、今回の単元のように、円が移動した面積を求める時などは、まずは式が大事なはず!
それから計算方法も、こまめに3.14の計算をするのではなく、なるべくまとめてから計算!ということを言っていたんですね。
しかし、息子の問題用紙の空白部分(計算を書き込める部分)には、あちこちバラバラにメモ程度の数字がちらほら。
これでどうやって、答えをだすんじゃ~!
というくらい、いい加減さ満載。
これからどんどん、筋道を立てていかないと自分の頭も混乱してしまうので、いきなり頭で計算をするのはやめるように言い続けてきたのですが、また書かない病がここにきて勃発。
そんなこんなで、今回は学校後の疲れうんぬんだけではなく、息子自身のいい加減さが思いっきり出た結果となりました。
問題は、これを本人がどこまで気にするかなんですよね。
あまり自覚がない以上、また繰り返されることだと思います。
しかし、これで本人任せにして、いい加減な解き方をしているようだと、6年生になってからの軌道修正はもっともっと大変になります。
しばらく私の目をキラ~ンとさせていこうかな(怒)
夏休みも繰り返される同じ失敗
日能研の5年生、夏期講習2回目のテストがありました。
前回ずたずただった成績ですが、この1週間、気合を入れて頑張るのかと思いきや・・・
本人の意識がかわらず、結局はバトルの毎日。
精神年齢が低い、自分勝手、逃げる・・・もう負の連鎖にどっぷり状態です。
テストから学ぶことが多い!次にいかしてほしいのに・・・
いきなり筆算をやめて!
理科も水溶液関連で計算が増えてきましたよね。
情報整理、計算・・・図、表、式をかくように言っているのですが、息子はチョコチョコッとあちこち数字のメモだけして、いきなり筆算!
このいきなり筆算って、頭の回転がよい子にやりがちだそうですが、かなり危険だということは塾でも言われていますし(親の保護者説明会でも言われています)、雑誌でもみかけます。
私自身は慎重派なので逆に、いきなり筆算はできず、自分の頭の整理をさせてからでないと先に進めません。
息子は、目に見えている数字を使いこなしてサッサと答えを出そうとするため、問題の手順をうっかり見過ごしていることも多々あるんです。
「図や式、お絵描きして!いきなり筆算をやめて!」
と言い続けているのですが、息子は
「この問題では必要ないもん。」
と言いつつ、行き詰りやミスを連発。
まだ自分ではこれは図が必要かどうかの判断ができていないのに書くことを排除しちゃうんですよね。
しかもエラソーに言うところがかわいくない(笑)
ちょっと書くだけのことですが、作業をしようとしません。
こうなったら・・・!
「こんなことお願いして申し訳ないんですけど、いくら言ってもいきなり筆算をするので先生の方からガツン!とお願いします。」
と、塾に協力をお願いしました。
(もちろん、本人には内緒。)
式を書かないと出来ない問題もあることにやっと気づいた?
今回の算数、わからない数字を何かに置き換えて式を立てれば簡単なのに、その組み立てをしなかった息子。
ドツボにはまって簡単な気づきができていませんでした。
これで少しは気が付いたかな?
いやいや・・・そんな簡単に変わっていたらすでにできているはず。
息子が問題を解いて、答え合わせをする時には、答えだけではなく、式や筆算までチェックし、私が突っ込み、やっと少しずつ意識するようになってきたようです。
納得しない、必要と思わないとやらない息子。
昔から書くことが苦手で、全部頭で覚えるタイプ、聞いて覚えるタイプなので苦手なのはわかるけど、ミスを減らす、確実にする、内容をつかむためには手を動かすことが大事なんですよね。
夏休みに少しは成長するかな?
毎日、塾の夏期講習で頑張っているのはわかるのですが、5年生ともなるとちょっとずつ今までとは同じようにいかなくなることがでてきます。
それがレベルアップなんだと思いますが、子供は先が見えない分、「イマ(今)」に一生懸命。
そこで、素直な子と反発して受け入れない子で大きな違いがでてくるんだな、とよくわかりました。
息子、手ごわいくらい反発しまくってきます。
塾に協力してもらいつつ、本人が気づいてくれればいいのですが、いつ気づくようになるのか・・・。
テストの度に、色々な欠点が見えてきます。
今回の成績は、いつも通りではありましたが、理科で4問もミスで90点越えにならず・・・。
(写し間違い、記号の平仮名とカタカナを間違える、漢字間違い)
応用クラスの平均点が理科も社会も80点越え!
高くてびっくりでした。
普段の生活の不注意がモロにでています。
そして本人の言い訳・・・
「焦っちゃったんだよ」
オリンピックを観て、少し感じるものがあればいいなと思います。
あぁ、夏休みよぉ~、早く終わってほしい~~~。