もしかして、うちの子ADHD(発達障害)?小学校の先生から面談依頼があった

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息子が小学校2年生の時、やんちゃで好奇心旺盛な息子は、やられたらやり返すタイプ、やられなくてもちょっかいを出しまくり、お友達とのトラブルが絶えませんでした。

しかも、筆箱の中身が空っぽだったり、物の管理ができていない、自分勝手、相手のことを考えていない・・・

担任の先生からよく電話があり、色々なご家庭に謝罪の電話をしていた時期がありました。

わたし

夕方、小学校の先生からかかってくる電話が恐怖でした。

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目次

担任からの面談依頼で決心

ある日、担任の先生から面談依頼があり個別面談をしました。

「勉強面では問題ないのですが、お友達との関わりが苦手なようで…精神年齢が幼いのかもしれません。一度、児童センターで相談されてみてはいかがでしょうか?」

と「発達相談の案内」パンフレットをいただいたんです。

わたし

先生から見ても、マズイ状態だったんだな・・・。

第三者から言われてしまったことでショックでもあり、このままの様子見ではやっぱりいけないなと感じました。

もともと、幼稚園の時から、色々ありましたが、やんちゃな男の子?成長過程?性格?と思いつつ、もしかしてADHD(発達障害)ではないだろうか?という気持ちもあったんです。

昔はクラスに1人や2人、問題ありの子がいましたが、その程度かな~?境目がわからない…。

でも、小さい頃から手がかかる子だったし、ADHDのチェックで当てはまる項目がかなり多いし…。

もしADHDなら周囲の協力も必要だし、対応を考えていかないと…と思い、夫と話し合いました。

発達障害専門の病院で受診

モヤモヤしていることが嫌な私は、すぐに行動へ。児童センターの予約をして1ヶ月待つくらいなら、専門の病院で診てもらうことにしようと思いました。

しかし、病院はどこもいっぱいで新規受け付けをしていないところが多く、やっと見つけた病院でも半年待ちということで、とにかく予約をしました。

今後のことを考えると、あまり遠くない場所、通院しやすい場所がいいなと思いましたが、もともと病院の数が少ないのに、限られてきちゃうし、予約はとりづらいし・・・。

とりあえず、学校の先生には予約待ちであることを伝えて、息子の様子を見ていました。

半年後、やっと病院で診てもらうことになり、初回は先生とお話し、次回に脳波の検査を受けることになりました。

そして脳波の検査と問診の結果、

昆虫のことが好きなようで、こだわりがある。確かに、この子はわからないことは言い聞かせてあげないとわからないまま。だから、ずっと教え続けてあげて。

ちょっと変わった子と思われるかもしれない。知能の問題もなく、ADHDとはまだはっきり断定はしない。様子をみましょう。

ということでした。

あぁ、この子は相手が嫌がっているのに人の気持ちがわからないの?と思っていましたが、言わないとわからないんだなとやっと納得しました。

確かに、相手が嫌そうな態度をとっても、気づかず(というより、気づこうとせず)、

息子

嫌なら嫌って言ってくれなきゃわからないじゃん!

という空気が読めない、自己チューな息子だなという状態だったんですよね。

息子が起こしたトラブル

小学校低学年時代、息子が起こしたトラブルはいくつもあります。

トラブル1

お友達のランドセルについていたキーホルダーが気になったようで、断りもなく触ってしまった。お友達は息子にキーホルダーを触られたことが嫌だったようで、ランドセルを引っ張った。そのため、キーホルダーが壊れてしまった。

先生からの電話では、「お相手の方に連絡をして弁償していただけるようにお願いします。」とのこと。

わたし

簡単に手に入らなそうなキーホルダーの弁償なんて・・・どうしよう。

息子に状況をよく聞き、お友達のおうちに電話をしたところ、お父さんが対応してくれました。

平謝りのなか、「子供同士のことなので、いいですよ。留め具が取れただけなので、直りましたし。」とおっしゃっていただけて、申し訳なさしかありませんでした。

息子には、「お友達の物を勝手に触らない、興味があったからと言って、黙って触ってはダメ、相手に許可を取ってから」と説明しました。

息子の考えでは、

息子

そんな大事な物なら学校に持ってこなきゃいいのに。自分は触られても困るものはない。

という発想。

わたし

う~ん・・・それもそうなんだけど、人の物に勝手に触ることがいけないの!嫌だと感じる人もいるの!

あくまでも、息子は自分理論で動いてしまっているんですよね。

トラブル2

息子がなかなか学校から帰ってこないな~と思っていると、いつもより遅めに帰ってきました。

すると、電話が・・・

クラスの子のお母さんからでした。

うちの子が泣いて帰って来たんですけど!市川くんが家までついてきて怖かったと娘が泣いていて・・・

わたし

えっ!?ストーカーみたいな感じになってるじゃん・・・

まさか、小学校低学年でそんな下心があるとは思えなかったのですが、息子に状況を聞くと、

息子

通学路の途中から探検しようと思って違う道に行ったら、わからなくなっちゃって・・・

クラスの子に会ったから、ついていけば、わかる道になるかなと思ってついていった。

とのこと。

「お友達には、道に迷っていることを話したの?」と聞くと、息子は「話しかけようとしたら、お友達が黙って走って行っちゃった。」と、まったく悪気はなかったようで・・・

トラブルの原因が見えてきた

小学校低学年時代は、こういう事例が頻発していました。さらに、これに加えて少し衝動性もあったため、やられたらやり返す、ちょっかいを出すというトラブルも。

息子の問題を見ていると、

・衝動性
・相手の気持ちを考えないで自分の思いで行動
・コミュニケーション不足
・自分の考えは相手も同じだと思っている

という部分が多かったと思います。

病院の先生に、「この子は空気を読むことが苦手。言わないとわからないから教えてあげて下さい。」と言われたように、「見れば相手が嫌がっているのがわかるでしょ」と私が勝手に思わず、1つ1つ説明していかなければと反省でした。

担任の対応で息子が変わった

しかし、2年生が終わり、3年生のクラス替えでスポーツタイプの男性の担任に変わりました。担任が変わったことで、息子の状況がガラリと変わりました。

もちろん、2年生の先生からの引継ぎで息子のトラブルについてはしっかり聞いていたようで、

「僕がなんとか信頼を回復させます。周りの子たちに、怒られている姿しか見せていないのでこのままではいじめにつながります。みんなの前で褒めるようにして周りの目を変えさせるチャンスだと思っています。」

と言ってくださいました。

3年生になってから、息子の大好きな昆虫知識がみんなに伝わり、「昆虫博士」と呼ばれるように。トラブルもめっきり減り、先生からの電話も一度もなく、私も謝罪することがなくなりました。

筆箱の中身チェックはしていたので、空っぽではなくなりましたが、やはり物の管理はイマイチでしたね。

物に関しては自分が困ることであっても、周囲のお友達に借りたり、すぐに作業に取り掛かれなかったりと、迷惑をかけてしまいます。さらに私の気持ちがハラハラしていたことは、お友達とのトラブルでした。

まずはお友達とのトラブルが減ったことは担任の先生との出会いがとても大きかったと思います。

私自身も、とても救われました。

本当にいつか落ち着くの?

担任の先生との相性が今後も左右されていくのかちょっと心配ではありますが、子供もいつか気が付いていくんだなと感じました。

集団生活の良いところですね。

ママ友からは「いつか落ち着く時が来るよ~」と言われていましたが、それがいつなのかわからず、不安です。

ついつい周りから言われたことに不安になり、先が見えませんが、一つ一つクリアしていくうちに親子で成長していくのかなと思います。

人の気持ちがわからない子だった息子が、中学受験の読解で、気持ちの変化なんて読み取れるのかしら??という問題がこの後、4年生で発生です(汗)

わたし

さらに中学受験の道を選ぶことになり、登校拒否・親子バトル…となっていきます。まだまだこの時は序の口レベルでした。

ありがとうございました♪

最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

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