子供の習い事、家庭によって方向性があるかと思います。
昔と違い、習い事の種類も増えましたし、ショッピングモール内など、立地がよいところもいいですよね。
我が家ではとりあえず、
習い事は本人がやりたいものがあれば、やらせてあげたい&本人がやりたくなくてもスイミングは命を助けるものだから習おう
という考えでいました。
色々と習い事をやってきた中にも、よかったもの、親としての反省、息子がしでかしたこと・・・
たくさんありましたね~。
今思えば、発達障害で個性があり、こだわりがあり、母と離れることを不安に感じていた息子にとって、習い事の必要性、好き嫌いがはっきりしていたなと思います。
今思えば、発達障害だからの行動だったのか・・・
小学校4年生からは中学受験に向かって日能研へ通塾しましたが、それまでにやってきた習い事について、良かったのか、悪かったのか・・・ちょっと振り返ってみました。
幼稚園に入る前は母から離れない
幼稚園の入園前、好奇心旺盛な息子と一日中家で一緒にいることがきつい毎日・・・。
「○○教室」という、知育系の教室に通い始めました。
ただ単に、息子がパズル好きで興味があり、幼稚園に入る前で時間が有り余っていたから&母も1人でブレイクタイムが欲しかったからです。
その教室は親子ではなく、先生と子供だけで楽しく遊びながら学ぶというスタイル。
息子には、「お母さんはちょっとお買い物に行ってくる」と前もって言っておき、遊びに夢中になっている間に私は退散。
窓からそっと様子を見ていると・・・
息子はギャン泣き
ずっと先生に抱っこされて、何も遊ばずに、ただひたすら泣いて終わっていました。
先生曰く、「だいたいの子はあきらめて遊び始めるのですが・・・」と戸惑っていた様子。
よっぽどあきらめの悪い子だったんだろうなと思います。
いくら息子が泣いても、他の子が「お母さん・・・(泣)」となってしまうため、母親が教室にいることはNGだったんですよね。
そんなことが毎回続き・・・
これは教室に通い続ける意味がないと判断しました。
多分、この時の息子は「お母さんから離れることの不安」が大きかったんだろうな~。
隠れて退散してしまったことで不安にさせてしまったのかも…
でも声をかけると後追いもするしなぁ
私としては、
「どうしたら私から離れるか?」
「いつまでもお母さんがいないとダメ?」
「私自身も少し子供から離れたい」
「他の子は先生と遊ぶこともできるのに」
という葛藤が少しあったのを覚えています。
でも、まだ2~3歳。離れたくないとギャン泣きしている息子を見て、
いずれ母から離れる時がくるんだから、今はそばにいようと思いました。
教訓:子供が母から離れたくないなら無理に離れさせなくてもよい(保育園などは別ですが)
幼稚園年少の空手教室ではトイレへ逃亡
少し成長し、4歳ころの息子。「甘えん坊でメンタルが弱い!」と思っていた私は、息子に空手教室へ通わせることに。
広い体育館でやるし、これなら周囲で私も見ていられる!
と思っていたんですが、タイミングが悪いことに・・・
2歳下の妹が途中からオムツがはずれてトイレへ。
私たちがトイレへ行くと、息子もすかさずトイレへ。
それからは、1時間に3回もトイレへ!
(妹がトイレに行っていなくても・・・)
先生は「トイレへ逃げることを覚えてしまったようですね。」とのこと。
結局、息子にとって空手は何をやっているかよくわかっていなく、興味がないことに対して逃げる術を見つけてしまいました。
う~ん・・・これもダメだったか・・・
教訓:子供が逃げる習い事は続けても上達しない
小学校低学年でそろばん教室へ行ってクビ
息子は私と一緒に買いものへ行くと、レジの人がお釣りの金額を言う前に、自分で暗算をしたがり、ゲーム感覚でおつりの計算をしていました。
もしかして、計算を強くしたら伸びるかも!?
そこで、小学校近くのそろばん教室へ通うことに。小学校2年生の時です。
しか~し・・・
親の思いとは裏腹に、息子はそろばんをやる気がない!昔ながらのこわ~いおばちゃん先生に怒られてばかり。
そろばんを使わずに暗算してしまっていたようなんです。
お迎えの時、先生から私も注意されてしまいました。
そろばんの先生
「お宅のお子さん、そろばん教室に来ているのに、そろばんを使わないんですよ!注意してもやらないので意味がありません!!考え直されたらいかがですか?」
私
「申し訳ございません。息子とよく話します。」
息子にそろばんをやらない理由を聞いてみると…
そろばんを使うのが面倒くさい!指で珠を動かす方が時間かかる!
あっ・・・そうですか・・・
それならばやる意味がないな。
数日後にはそろばん教室を退会したのでした。
教訓:そろばん教室に通うなら、自分流の計算方法を確立する前に行かせるべし。
ここで公文式も考えたのですが、コツコツと同じような計算を大量にこなすことは苦手なので、切り替えませんでした。
習い事でも怒られ続けたスイミングスクール
幼稚園から小学校低学年までスイミングスクールへ通っていました。
水泳は命を助ける意味も考えて、これだけは習ってもらわなければ!と思っていたんです。
幼稚園のお友達も多く通っていたスイミングスクールだったので、周囲はママ友もたくさんいました。
ある時、息子がプールの中で並んでいたはずが、隅で立たされていました。順番がきても泳いでいません。
あれっ?うちの子、もしかして何か悪さをしたのかも…
他のママ友は、「いずみちゃん、子供が習っているのに泳がせてもらえないなら、先生に文句言ったら?」と言っていたのですが、きっと何か息子がやらかしたとしか思えません。
案の定、レッスンが終わって着替え待ちの間、コーチからお呼び出しがありました
どうやらビート板を沈めてポンッと浮かぶのが楽しくなってしまったこと、お友達と水の掛け合いで遊んでいたこと、順番がきているのに気が付かないこと・・・
反省してもらうために水中で立っていてもらったそうです。
これまた、今思えばですが、発達障害の特性(周囲のことに気が付かない、過集中、自分の世界)が当てはまっているんですよね。
幼少期の男の子なんて、こういう状況になりがちでもあると思っていたのですが、息子の場合は度が過ぎていたのかも…と思います。
教訓:習い事でも、親が怒られる覚悟は必要です。
唯一、平和で身になった習い事は「実験教室」
息子は昆虫好き、理科が大好きだったので『実験教室』が向いているんじゃないかな?と思い、探しました。
本格的なところだと費用が高すぎるし、ちょっとした実験だと面白みがないし・・・。
我が家からは遠いのですが、栄光ゼミナールのサイエンスラボの体験をしたところ、息子の目がキラキラ
体験教室は、煮干しを解剖し、顕微鏡で見るという実験でした。
入室テストを受けて、即入会し、サイエンスラボはず~っと続けたいということで、中学受験勉強の様子を見ながらギリギリまでお世話になりました。
少人数、面倒見がよい、先生のお話が面白い、考えさせる、年に2回の学会があり、まとめて発表する、隔週の授業なので月に2回だから無理なく通える、都合があわないときは振替可能だったんですよね。
教室へ行くまで車で40分くらいかかってしまうのですが、親子ですごく満足していました。
先生も息子の話や疑問を聞いてくれて、でも答えは言わずに「考えてみてね」という対応。
実験教室でやった内容が、塾の理科のテストにもでた~!と言っていたこともあり、息子にとてもぴったりな習い事だったのですが、日能研との両立は時間的に厳しくなり、2年間で辞めることになってしまいました。
先生からも、
と今までにない、お褒めの言葉が嬉しかったですね。
教訓:興味があり、好きなことはとても身になるので伸ばしてあげたい。
習い事選びは難しい!子供から学んだ教訓
個性がはっきりしていた息子。
好きなことには目がキラキラしていた息子。
今思えば、私が良かれと一方的に思ってやらせてみた習い事ですが、息子にとっては迷惑だった部分も多かったと思います。
もしかしたら、もっと他に何か伸ばせるものがあったのかも?という気もします。
「習い事は始めたら簡単にやめるものではない」
という考え方もあるかと思います。
確かに、続けることの大事さも習い事から学べますよね。
友達がやっていたから、楽しそうだから、オリンピックを目指したいから、流行っているから・・・
習い事を始めるきっかけは様々ですが、やっぱり子育てをしていて感じたことは、
好きこそものの上手なれ!
でした
我が家は、習い事を始めても早い段階で見切りをつけてやめたものも多かったですが、スイミングはとりあえず、ある目標を持ってやるという約束をし、4年間続けました。
お友達と水着を投げ合って、ロッカーの上に乗ってしまったこともあったなぁ。
子供の習い事選びに迷った時に
子供の習い事に何が向いているの?
今の時代はハイテクですね~。親も知らない子供の
- 学習能力
- 身体能力
- 感性能力
を調べることができる、【GIQ子ども能力遺伝子検査】という検査キットがあるんですね。
芸術、スポーツ、勉強面など、子供に向いていることがわかれば、習い事選びの参考になります。
0歳からOKで年齢制限ナシ!
自宅で簡単にできる検査を郵送するだけで検査結果がわかるという簡単さ
安心の国内検査でお子様の才能を開花【GIQ子ども能力遺伝子検査】
当時、息子のことを全然わかっていなく、遠回りしていた私としては、こういう情報も欲しかったなと思っています。