「うちの子、精神年齢が低いかも…」
そう思ったことはありませんか?
「精神年齢が低い男の子は、中学受験に向いていない」
この言葉を目にして、ドキッとしたママも多いのではないでしょうか。
「もしかして…うちの子のことかも」
「やっぱり無理をさせているのかな」
と不安になりますよね。
わが家では息子が小4の時に中学受験を考え始め、
同じような悩みを抱えていました。
当時の私は毎日イライラ、モヤモヤの連続。
でも今だからこそ言える
「あの頃の自分への反省」があります。
この記事では、精神年齢が低めの子どもと、中学受験体験を通して学んだことをお伝えします。
小4の通塾スタート。でも毎日がモヤモヤだらけ

できないことばかりが目についた日々
わが家の息子は、
小4から中学受験を視野に入れて通塾を始めました。
頭の回転は早い方。
でも、生活面や行動面になると、なぜかうまくいかないんです。
- 行動が遅い
- 言われたことがすぐできない
- 感情の切り替えが苦手
そのたびに私は
わたし「どうしてできないの?」
「何度言えばわかるの?」
と、イライラを繰り返す毎日でした。
「精神年齢が低い男の子は中学受験に向いていない」という衝撃の言葉
友人宅で読んだ一冊の本
そんなとき、たまたま友人宅にあった本。
花まる学習会の高濱正伸先生の著書
『危ない中学受験』を読みました。
そこに書かれていた一文が、心に刺さったんです。
「精神年齢が未熟な晩生(おくて)の男の子は、中学受験に向いていない」
正直、「うっ…」と声が出ました。
わたしまさに、息子のことじゃない?
約束を破った母と、反省しない息子バトル

ある日、塾から帰宅した息子との出来事です。
朝学習の漢字プリントの直しをする約束に
なっていたのですが、プリントを見ると字はぐちゃぐちゃ、空白だらけ。
私は思わず、問題用紙全体に怒りの大きなバツ印をつけてしまいました。
すると息子が泣きながら
息子「問題が見えなくなるから、上にバツをつけないって約束したじゃん!」
わたしあっ。やっちまった…
確かに、約束していたかも。
そこからは完全にすれ違いのバトル。
約束を破って僕に意地悪をする母(息子目線)
VS
ふざけた態度の息子(母目線)
最終的には「もう終わり!」と、半ば追い出すように終わらせました。
数分後、息子の様子を見に行くと、きれいに布団を直してすでに爆睡。
わたし……あれ?さっきまでの涙は?
こういう時の気持ちの切り替え、早いじゃないですか…。
「精神年齢が低い」って、具体的にどういうこと?

甘えん坊とは違う、もっと根本的な話
息子は低学年の頃から「精神年齢が低めですね」と言われてきました。
教育者の石田勝紀さんによると、
精神年齢が幼いとは次のような状態を指すそうです。
- 年齢相応の話が通じにくい
- 先を見通して行動することが難しい
甘えん坊やママっ子というのとは、別次元の話なんですね。
幼い子どもの特徴は、こんな感じでしょうか。
- 自分優先
- 今が最優先
- 気分で動く
- 周囲が見えにくい
息子の行動を振り返ると、確かに当てはまることばかりでした。
「スピード感がない子は苦労する」という指摘も痛かった
できるのに、やらない。それが一番イライラした
本の中で、もう一つ強く刺さった言葉があります。
「生活・勉強にスピード感のない子は苦労する」
これも完全に、うちの子でした。
時間管理も物の管理も苦手。
朝の支度も無駄な動きが多くて、とにかく時間がかかる。
でも不思議なことに「終わったらゲームできるよ」という目先のご褒美があると、ものすごくテキパキ動くんです。
つまり、やろうと思えばできる。
でも、やらない。
ここで私は
「やる気がないから?」
「精神年齢が低いから?」
と、子どもに原因を探していました。
今だから言えるひとり反省会(Komorebi)

6年生で知った、息子の発達凸凹
この後、6年生になってから息子が発達凸凹であることを知ります。
- 知能は高い
- でも、心と行動の成長がゆっくり
- 気持ちの切り替えが苦手
- 精神年齢が実年齢より低め
今振り返ると、あの夜の私の対応も決して正解ではありませんでした。
バツ印をつけなくても、やり方はいくらでもあったはず。
きっと息子なりのこだわりだったんですよね。
発達特性の子は、こだわりが強い部分があります。
でも当時の私は
「なんでできないの?」
「なんで反省しないの?」
と、余裕を失っていたんです。
発達特性についても無知でした。
高2頃に感じた、息子の変化
精神年齢が低いと言われていた息子も、
成長しながら年齢相応になっていきました。
私の体感では、反抗期を越えた高校2年生頃です。
それまでは話しても噛み合わず、バトルばかり。
特性なのか、反抗期なのか、精神年齢なのか、
親としては戸惑うことだらけでした。
確かに、女子より男子の方が遅いかもしれません。でも、精神年齢は、ある日ふっと追いつくこともあります。
親が正面からぶつかってはダメだったなと今では思います。
高校受験で力を発揮するタイプもいる
もし今、こんな状態なら無理をしなくてもいいのかもしれません。
- 中学受験がうまくいかない
- 子どもがまだその時ではない気がする
高校受験で力を発揮するタイプの可能性もあります。
正解は、誰にもわかりませんが、一つ言えるのは、
◇子どもの意志を尊重する
◇精神年齢や特性に合わせて、親も視点を変える
ということです。
中学受験をするなら「学校選び」も重要なポイント
「やる!」と言うけど、行動が伴わない。そんな時は?
中学受験の途中で子どもの意志で
「やめたい」と方向転換する
ご家庭もあります。
でも特に難しいのが
「中学受験はやる!」
と子どもが口では言うけれど、
行動や態度が伴っていないパターンですよね。
わが家も、まさにそうでした。
正直、息子のようなタイプの子の中学受験は大変です。
「ヤバイ」「マズイ」と気づくまで自覚がないですからね。
親の忍耐も試されます。
入学後の不安も、学校選びで解消できる
当時の私には、こんな不安もありました。
- 中高一貫校に入学したら、しっかりした子ばかりなのでは?
- うちの子だけ浮いてしまうのでは?
でも実際に入学してみると、
生活行動のタイプは本当にさまざま。
しっかりしている子もいれば、幼さの残る子もいます。
そして学校はプロです。
6年間という時間の中で、子どもたちは少しずつ変わっていきます。
だからこそ、学校選びでは次のような視点で
リサーチすることも大切ではないでしょうか。
- 成長を待ってくれる学校か
- その子のペースを尊重してくれる学校か
まとめ:精神年齢が低くても、中学受験はできる
「精神年齢が低い男の子は中学受験に向いていない」という言葉に悩んだあの頃。
でも今なら言えます。
精神年齢が低くても、中学受験はできます。
大切なのは、子どもの特性を理解すること。
そして、その子に合った学校を選ぶこと。
親が余裕を持って寄り添うことだなと経験者として思います。




