小学生のノートは書き方で学力がアップ?見本でコツをつかむ

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お子さんのノートを見たことがありますか?個性あふれるノートでしょうか?かわいいノートでしょうか?


我が家の子供たちはというと、

息子は・・・ノートは最低限の提出物のみ、途中で挫折した形跡、裏紙のような計算用紙の扱い、理科の観察だけはイラストがリアルに細かい、自由帳状態・・・

娘は・・・学校で習ったようにきれいに書いている、所々に挿絵が入っていてポイントがわかる、赤青鉛筆で色分け

というように、それぞれのこだわりが見えるノートでした。


小学校1年生の時に学校でだいたいのノートの書き方を教えてもらいます。

線で囲う、赤・青鉛筆で色分けするなど、基礎の基礎は教えてもらっていますが、素直にやる子とやらない子でノートの質が全然違うんですよね。


そこで気になったのが、本屋さんでたまたま見つけた

東大に合格するような子は、小学生の時、どのようなノートだったのか?

という本。


やっぱり、ノートの使い方って学力に影響あるよな~と、私自身がノートの使い方がよくわからないまま学生時代を過ぎてきたので、興味がありました。

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目次

自分が書いたノートは頭の中を表している

何かの本で読んだことがあるのですが、自分が書いたノートというのは、自分の頭の中を表しているそうです。

頭の中で整理できていないから、ノートに書く時もぐちゃぐちゃなんだそうです。

確かに!


私は、頭の中であれこれ考えるよりも、書き出して忘れないようにしたり、新しい発見を見つけたり、書きながら覚えるという癖がついています。

でも、これは学生時代に活用していたのではなく、社会人になってから。

息子の場合は頭で全部物事を考え、答えだけをパッと求めるタイプなので、ただ単に書くという作業が嫌いなのもあって、ノートの取り方がめちゃくちゃです。

マス目があるノートでもなぜか、

マスを完全無視


息子は、塾へ行くようになってからやっと、下敷きのありがたさをわかったというくらい、ノートが汚くても平気タイプ。

学校でも塾でも何度もノートが真っ白だったことがありました。


先生たちにも、息子は書き始めるまでが遅く、慌てて書くから時間が足りていないということで、とっかかりも遅いんですね。

息子

あれもこれも同時にできないんだよ。
聞いていれば頭に入るから、その後で書く!


と言い張る時期がありました。

しかし、頭のキャパシティにも限界があるので、やはりノートを書き、後で自分が見て思い出す、覚えるということに変えていかないといけないという話をしました。

塾では、問題を解くことに一生懸命で、授業のノートをとる、まとめるということを息子はしていません。

学校のノートも字が汚いうえに、まとまってない・・・というか、しょうがなく書いている感じです。


そこで、この東大合格生が小学生だった時のノートを見てみると・・・


わたし

うわっ!!やっぱり!


というくらい、まさに小学生のお手本という感じです。

いやぁ、立派なんですけど・・・

ノートの書き方のノウハウがたくさん書いてありますが、これを息子が読んだところで心が動くかというと・・・


わたし

そうでもないみたい・・・


です。

息子

ノートをきっちりとるよりも、問題を解きたい!

という息子。

理科が大好きで実験教室にも行っていますが、やはり自分で感想なり、結果なり、まとめなりを書かなくてはいけません。

子供にノートの取り方、書き方って親が教えるべき?放っておくべき?


わたし

まったくわかりません。


ノートを書くことは苦手だけど、自分から進んで書いた昆虫図鑑や、ゲームの攻略法などは図入りで説明付きで上手に描くんですよね。

息子は低学年の時、発達障害のグレーという感じでしたが、小6の時に病院でADHD不注意型、ASD(自閉スペクトラム症)であると診断されました。


IQの知能テスト・ウィスクの検査もし、息子の場合は、こだわりがあること、板書が苦手、処理能力が他能力に比べて低いという結果がでました。


まだこの時点で私自身に、発達障害の知識があまりなかったのですが、様々な特性がある子供にとって、ノートを書くことが苦痛になってしまうこと、大人が気がつきにくい問題を抱えていることもあるので、やり方はご家庭で判断するようにしていただいた方がいいかなと思っています。

親が子供のノートの書き方を教えなきゃ、子供もわからないよね

とりあえず、付きっきりでノートについての書き方講座みたいに息子に教えても、学校や塾でやってくるはずがありません。

ただ、連絡帳もそうですが、日付、問題の番号、ページなどは最低限書くようにはチェックをしています。

親の声掛けをちょっと意識してみなきゃいけないかも。

男の子でもう10歳、あーだこーだ言われるより、たまにサラッと言ってみようかな。

次は高学年になるし、板書の量も増えます。

ノートでお仕置きしない


と聞いたことがあります。

コチラの本にも書いてありました。(私が読んだ本は旧版です。)


親が子供のノートで見るべきポイント、親が教えてあげるコツ、親子で書く実践など、具体的に書かれています。


成長するにつれて、自分で工夫するようになるか、手抜きをするか・・・ノートの必要性がわからない子(息子のようなタイプ)もいるので、低学年からの蓄積なんでしょうね。

書くことで満足してしまう子、しっかり先生の話を聞いて覚えてしまう子など、色々なタイプがあると思いますが、ノートはいつになってもついてきますからね・・・。


そのうち、授業も動画を撮って、家で復習したりする時代になるのでしょうか??

とりあえずはノートを自分なりに書くことをしてほしいと思っています。

中学受験でもノートの書き方に注目されている

中学受験のノート術に関する書籍

ノートの書き方によって、理解のスピードがあがる、頭の整理ができる、後で見直せる、、、しっかり使いこなせば、成績があがるのもわかります。

そのノートのとり方に関する書籍がいくつかあるので、紹介しますね。

安波京子先生は、Youtubeでの解説動画でも大人気の先生ですね。

本では、

  • できそうなことから始めて完璧を求めない
  • ノートの改善をしようとする姿勢に褒める
  • 親がノウハウを教えるとケンカになるので、子供の目線で一緒に取り組む

中学受験では、問題用紙の余白に計算をすることも多く、用紙の中に書ききれなかったり、焦って字が汚く見間違えたり、計算がずれてしまったり、もう本当に色々なことがおこります。

小さなミスが合格の判断の分かれ道になってしまうため、日ごろから注意することはたくさん!

ノートの書き方で、どうして改善した方がよいのか、気を付けるポイントが書かれています。子供がミスをしがちな原因が思い当たるのであれば、子供が納得して改善できるように活用できるかもしれません。

中学受験に合格した先輩たちはノートと友達だった

息子の中学受験が終わり、今は2歳下の妹(小5)の中学受験勉強中。

太田あやさんが、新しく中学受験ノートについて出版されました。


合格した子たちはどんなノートを作っていたのか、ノートの作り方のコツ、意味、中学受験について、ルビがふっている場所は子供向け、計画づくりやサポートに関しては保護者向けで書かれています。

ついつい買っちゃいましたよ~。

どんな内容?

開成、灘、女子学院、都立小石川など難関私立・公立中高一貫校に合格した元中学受験生たちが使っていたノート170冊を徹底分析して作られた本です。


漫画で描かれていたり、イラストもあちこちに使われていて、基本的にルビがふってあるので、子供自身が読めます。

実際のノート写真も大きく掲載されているので、インパクトあり!

ノートを書くコツ、ノートと友達になる3つの条件以外にも、中学受験ってこんなことを意識するんだよ、こんなことができるようになるよということが、わかりやすく書かれています。


ノートと言っても、「授業ノート」「問題演習ノート」「まとめノート」など、種類がわかれますよね。

それぞれについて、使い方や書き方、先輩たちが実際に書いていたノートの写真があるので、子供たち自身がこの本を読んで、何かのヒントやきっかけになるような作りです。

わたし

子供たちがよいと思ったところをどんどん真似して、取り入れてくれればいいんだけどなぁ。


文章部分を読まなくても、親が簡単に説明してあげつつ、実際の先輩たちのノートの様子を見るだけでも、子供たちはきっとノート作りの意識が変わるなと思います。

日能研の親講座で、一度、難関校に合格した子のノートや過去問を見せていただいたことがありました。

わたし

もうね、これだけ勉強したのね~!


と驚くばかり。

あまりお友達のノートを見ることがない親として、すごい子たちがいるもんだなと感じていました。

自己分析ノート

中学受験生ならではの、「分析ノート」も掲載されています。


日能研でも、

どうして間違えたのか?気づきをノートに書いておこう!
(計算の筆算の桁を書き間違えた、字が汚くて0と6を間違えた、漢字のハネを意識しなかった)

という話がよくあります。


プリントなどを使って、子供たちに自己分析をさせているんですね。

あ~、間違えちゃった、忘れちゃった、出来なかった!

で流すのではなく、自分で気づくこと、繰り返さないこと、意識することが大事なんだな、これって結構重要じゃない?と思ったことがあります。


子供からすると、

息子

「うっかり間違えただけだから、次は気を付けるから!」


と、面倒くさくてその場を逃げますが、ノートに自己分析を書いてみると・・同じことを繰り返してない?となるんですよね。


中学受験で、1点が合格の分かれ目。

この本に掲載されている開成合格の子の入試直前の模擬試験分析ノートをみて、おぉ~!と思っちゃいました。

6年生で、弱点対策、自己分析、克服法が書けるなんて、すんごい!

計画づくり

「おうちの方へ」というページでは、ルビなしで「親ができる5つのこと」「親のサポートが大切 受験の計画づくり」について体験談などが盛り込まれていて内容が濃いです。


スケジュールの立て方、ちょっとおよそのうちがどうやっているのか気になる「ご褒美制度」なんかも体験談が書かれています。


いやぁ、やっぱりご家族みんながすごいですね。

参考になるわ~!と思いつつ、実践するのって難しく、毎日ドタバタ、てんやわんやの我が家。

子供のノート作りと同様に、親としてもちょっと考えて、うちなりのやり方を見つけていこうと思います。

子供にも向き不向きがあると思うけど参考にします

わたし

うちの子に、こんなに書く力があるだろうか???

と、ふと思っちゃいました。


今、中1の息子が中学受験生の時と言えば・・・

授業のノートすらとってな~い!

日能研で発売されている教科ごとに色分けしているノートは、メモがちらほら・・・。

たまに気が向くと、しっかり書かれている時も・・・(たま~~にね。)

ノートを見せてくれた時には、塾の先生が言った面白いダジャレがびっしり・・・。


完全に、ノートとは言えなかったですね。

小学校のノートはまだ、ちらほら書いてありましたが、先生に言われてしょうがなく書いていた感じでした。


まぁ、息子の場合は同時に2つのことができない、切り替えが苦手、書くことが苦手なので板書をするより、先生の話を聞いて頭にインプットタイプ。

発達障害で板書は苦手だったということが後でわかりますが、特性がある中でも、使えるものは使う、ミスは減らす、自分なりに工夫はするということを学んでほしかったので、一時期は口うるさく言ってみましたが、自分なりのやり方でおまかせすることにしました。

ありがとうございました♪

最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

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