発達障害の息子が中学中間テストで大失敗!3年かかってやっと気が付いたことって?

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中高一貫校に通う中1の息子。

2学期の中間テストでやらかしてきました・・・。

 

息子は、過去にADHDの不注意型という診断がでており、IQテスト(知能テスト)で、得意なことと不得意なことの数値に開きが大きい凸凹のため、頭ではわかっているけれど、行動に移せないタイプという状態です。

 

発達障害と言っても、診断によって様々な名称がついたり、診断がつかないグレーゾーンだったり、色々な個性が絡み合っていたり、成長と共に変わってきたりしますので、ひとくくりできるものではありません。あくまでも我が家の場合の体験談として書いています。

 

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目次

中学生になってからの勉強態度

1学期は緊張して真面目だった

中学校に入学してしばらくは緊張していたのか、小6の時のなめた態度とは違って、いい子モードでした。

 

試験も苦手な国語はトホホ・・・ですが、他教科はまぁまぁ。

家でそんなに勉強しなくても授業を聞いて覚えてくるというスタイルでした。

(小学校の時から書くことが苦手なので、ノートを真面目に書いてくることはない

 

2学期は甘く見ていた

夏休み後、家ではまったくの、ノー勉強!

あまりにも家庭学習をやらなかったので、様子を聞くと、

 

息子
息子

提出物も学校でやっているから口出ししないで!

 

と、ぼくはしっかりやってますアピール。

 

どう考えても、学校のちょっとした休み時間だけで、たいした勉強ができるわけはないですよね。

 

中1の2学期中間テスト前

2学期の中間試験が近づいてきても、ノー勉強・・・

パソコンとスイッチ(ゲーム)で「マインクラフト」に大はまり中です。

 

わたし
わたし

さすがに、試験前は勉強しないとマズいでしょ。

息子
息子

わかってるから何も言わないで!

父

クラスである程度の順位をとらなきゃ、ゲームやパソコンは没収。やることやっているなら何も言わないけど、結果を出さなかったら後になってグチグチ言わないこと!

 

息子の今までの中学受験態度を見ていれば、

・やるやる詐欺
・約束を破っておもちゃ類を没収されてから大騒ぎ
・できなかったのは〇〇だったからと言い訳しまくり
・今やりたいことが我慢できない
・ちょっと先のご褒美よりも今が大事

そんなことを繰り返してきたので、どうなるかなんて親はわかってます。

 

中学生になったし、いつまでも親が一緒にテスト対策をするわけにもいかないし、失敗の経験もさせなきゃと思って中間テストは「やることやらなかったら、ゲーム類は没収だから」とだけ言って、息子にまかせてみました。

(本当にあきれるくらい、何もしない息子に言いたいことは山ほどだったけど・・・)

 

テストの結果は・・・

授業のたびに、テスト結果が返却されていたようなので、息子自身はわかっていたようで、何も言ってこない・・・

 

成績表配布の日、結果を見てみると

わたし
わたし

何ですか?この数字は?

 

案の定、ひっどい成績でした。

(成績表が出てくるまでも出し渋って時間がかかったんですけどね。)

 

今までと違う態度?3年かかって気づいたことは?

本人もショックだったらしい

今までの息子だったら、部屋に閉じこもって出てこなかったり、成績が悪いのにゲームはやりたくてダダをこねるような態度だったのですが、今回はやけにおとなしい・・・。

 

息子の言い分としては、

「みんなも遊んでいると思ったのに、みんな出来ていた。授業を聞いていれば1学期は出来たから大丈夫だと思っていた。思ったより難しかった。やっぱり勉強不足。自分でも失敗したってわかってる。反省しているから。」

と、意外にも原因を認めて素直。

 

わたし
わたし

みんなこうなることわかってましたけど・・・(母の心の声)

 

息子がやっと気が付いたこと

我が家の条件である成績に届いていなかった&努力もしなかったので、お約束通りにゲーム類は数日間の没収~。

 

息子の様子をしばらく見ていました。

 

息子は色々と考えたようで、

 

「このままじゃマズいことがわかった。毎日の生活態度も見直して、家庭学習もちゃんとやるから、やることやったら休憩にゲームをやっていい?」

「やるやる詐欺にならないように、やることやってからのご褒美にするから。さぼったら、次の日はゲームやらないから。」

「期末テストは頑張る」

「やっと損得がわかったよ。中学受験の時から3年もかかったけどね!」

「やることやらなきゃ、やりたいことができないし、やらなきゃマズいし。」

 

と、ちょっとばかり大人になった発言。

 

おっっっ!!!

やっと3年かかって、損得がわかったかぁ~!

いつまで続くかわからないけど、やるやる詐欺は卒業してくれるんだよね?

口ばっかり上達したってことはないよね?

 

自由ほど怖いものはない!

だんだん友達に影響されて、みんなはスマホのゲームをやっているとか、みんなのうちはゲームの制限はないらしいとか、「みんなって誰なのよ?」という時期の真っただ中。

 

うちは、スマホにもゲームを入れてくれないし(ラインと乗り換えアプリしか入れてない。)、夜の10時になると制限かかって画面が見えなくなるしと、文句ブーブー。

 

息子の信用がないので、その辺りはゆるめるわけにもいかないという我が家の方針。

「みんなは自由でいいな~」と見えるようです。

みんなのおうちだって、それなりに色々と約束事があるのだと思います。

 

お友達がちゃんとやることをやっているから自由があるんじゃないの?「自由=自分の責任」になるんだから心が強くないと恐いものなんだよ!

 

と、私が言っていたので、今回のテスト失敗に関して、思うところがあったようです

 

昔の私だったら、テスト前に何もやらない息子を見ていたら、ギャーギャー言いまくって、この成績に吠えまくっていたかと思います。

 

しかし、中学受験で息子を見てきましたからね。

ちょっとやそっとでは動じなくなりました

今回は頭の成長というより、心の成長ができたと思って、今後も失敗しないと気づかない息子に付き合っていくしかないかな。

 

まだまだ手がかかります

ありがとうございました♪

最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

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