中学受験の苦手科目!国語が出来ない5・6年生に親がテクニックを教えて特訓

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4年生から散々な苦手科目の国語ですが、良くても平均点をちょっと越えたり、ガクンと下がりまくったり、ジェットコースターのようで毎回ハラハラの成績です。

5年生になり、中学受験ということで文章も難しく、内容もちょっと複雑になってきました。

他人の気持ちが特にわからない子に、物語文で女の子のやきもちなんて全くの意味不明で、解説するのも一苦労。。。

 

でも、さすがに算数・理科・社会の成績が良くても国語が悪すぎて残念な結果になったことも多々あり、本人もちょっと特訓しようかなと意識し始めました。

ず~っと言っていたんですけどね・・・やっと重い腰がちょっと浮いたようです。

この記事は息子が5年生の時に書いたものですが、受験が終了した後、体験談としてリニューアルしています。

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目次

読解は読書ではない!解き方のパターンテクニックを勉強

今の問題点はココ!

日能研のテキストを授業でやってきて、家での宿題もこなしているのですが、答え合わせをしてみると読解のやるべき作業をやっていなんですね。

テストの問題用紙を見ていても、所々に線引きはしてあるものの、意外ときれいな状態でノーチェック。

 

今まで何回も、

「もっと線引き、矢印、メモ、マークをつけて!!」「わからない言葉でつまずかないで、すぐ切り替えて前後から想像するかとりあえず飛ばして!」

「問題をよく読むと、ヒントがある場合もあるから、聞かれているポイントを確認して!」

「答え方を設問の答え方にあわせて!」

「選択問題は、紛らわしくしているから区切って確認!文章と違う部分を見つけるか言い回しが違う表現に注意」

 

他にもあれこれ復習の時には確認をするのですが、いざテストになると、何かしらスッポ~ン!!

と焦りもあり、抜け落ちてしまっているようなんです。

語彙力が足りないのも問題の1つかもしれません。

 

読解のテクニックを親子で勉強

わたし
わたし

筆者が言いたいことなんてわかるわけないよ~!

私自身も国語が苦手だったこともあり、完全になんとなくで乗り切ってきました。

 

テクニックを塾で習っているはずが、それすらよくわかっていなかったんですよね。

 

わたし
わたし

このままじゃ、マズイ!

と思い、中学受験の読解について調べました。

 

すると・・・算数と同じように国語にもテクニックというものがあるんだそうです!!

 

今は本屋さんに行くと、たくさんの読解の解き方に関する本がでていますね。

親に対する本もありますし、問題集も様々。

はてな?
はてな?

さて、これをどうやって息子に伝えよう?

 

親子で確認しながら一緒に読み解いていく方法

何のために塾へ行っているのだろう??

ということにもなってしまいますが、それは算数も同じで、塾で聞いてきたことはなんとなくわかるけど、

「実際に自分で解いてみるとよくわからない=わかっていない」

ということなんですね。

 

これを補うのはまだ子供が小学生なので親しかいない?

ということは、親がまず理解しなくちゃいけないっていうこと・・・。

 

個別指導でお願いしたとしても、これは時間がかかりそうですし、大学生のお兄さんお姉さんにこういうノウハウがあるのかしら??

まぁ、我が家では金銭的に無理なので、やはり親がやるしか選択肢がありません。

 

色々な読解についての本を読みましたが、それを子供に伝えることがこれまた難しいんです。

大人の頭ではわかっていても、子供が感じ取って、使いこなせるか、読解をしながら意識して読むことができるか、課題がいっぱいです。

 

私がいくつか読んでみた本の中で、子供と大人に向けた本がありましたので、ご紹介したいと思います。

子供自身が読解に対して自信がなかったので、タイトルを見ただけで、とっても興味ありでした♪

 

著者は関西で有名な中学受験塾、浜学園の藤本先生で、灘コースの全体統括もされたプロ。

中身は問題集でもないのですが、ただの読み物でもないんです。

文体が、子供に向けた文章となっています。

 

「よく、みんなのお母さんたちに言われることは・・・ということだ。場合によっては・・・・しまう人もいるかもしれないね。

・・・・なんだね。

・・・どうかな。

・・・できそうかな。」

 

柔らかい物腰で、テクニックを説明し、途中に例題を載せて、それに対して詳しく解説がされています。

 

4年生の息子は、ただでさえ、読解に苦手意識があるので、「この本を1人で読んでおいて」と言ったとしても、きっと完全に流し読みだと思うんです。

大人の私でさえ、きっと例文は読み飛ばして、なんとなくしか理解しないで終わってしまいそう・・・。

 

読書としてサラッと読むかもしれませんが、頭には残らないような気がしたので、毎日少しずつ一緒に確認しながら、丁寧に読むことにしました。

 

短い文章で読解練習

私自身も国語が苦手だったので、読解のことなんてよくわからないままでしたが、こうやってワザについて書いてある本を読むと、

「問題を作る側もそりゃ考えているよね・・・それを小学生が解くんだから難しいよな」

と、妙に納得。

 

実際、算数と同じで、解法を知っているのと知らずになんとな~く解くのではやはり正解率が違ってきますよね。

それプラスこなす問題量??

 

特に、文章から色々なことを想像するなんて、なかなか至難の業に思えます。

やりにくいから、苦手だからといって親子で放置しているわけにもいかないので、国語に真剣に取り組みなおすことにしました。

 

今はこちらの問題集でポイントを確認しながら集中特訓をしました。

[rakuten id=”book:19581710″ kw=”中学入試 でる順過去問 国語読解 合格への86問 旺文社”]

簡単に物語・説明文・随筆文・詩ごとの注目点が簡単にまとまっています。

塾で習ってきていることなのでしょうが、やはり授業だけではよくわかっているような、いないような・・・結局使いこなせていないので、これからはじゃんじゃん意識していってもらうように確認です。

 

問題文もそれほど長くなく、ポイントごとに練習ができるので、まずはこれをクリアさせようと思っています。

 

ステップアップにやりたい問題集

親子でやるならいいなと思った本です。

文章中の線引きをする部分がわかるんです。

[rakuten id=”book:17140933″ kw=”中学受験 国語 読解 テクニック 親子”]

 

塾のテキストもあるので、わが家ではあまりやる時間がありませんでしたが、入試問題に少し慣れておきたい時には有効です。

[rakuten id=”book:17140934″ kw=”中学受験 国語 読解 テクニック 親子実戦問題集”]

 

親子でやっていると、子供はその時はわかった気がすると思うんですね。

子供が問題を解いてみると、線引きの仕方や内容の理解の不足部分が親としてもわかるので、色々な文章に触れてもポイントを押さえていけるかどうかチェックができます。

 

子供が理解していない以上、親としてもできることは一緒に・・・と思いつつ、かなり苦手なだけに親子で頭がグルグル~。

1人でやれといっても、子供は逃げるだけですからね。

でもいつまでも親に頼るようでも困るので、お互い頑張るしかないです。

 

「読みテク」シリーズは人気だけど我が家では・・・

もっともっと欲を言って、やれる時間があるかどうかはわかりませんが、こちらの3冊も人気があります。

[rakuten id=”book:15247517″ kw=”中学入試 国語 読みテク トレーニング 物語文 早瀬律子”]

[rakuten id=”book:14434608″ kw=”中学入試 国語 読みテク トレーニング 説明文・論説文 早瀬律子”]

[rakuten id=”book:15946394″ kw=”中学入試 国語 読みテク トレーニング 随筆文 早瀬律子”]

息子にはまだまだ難易度が高い気も・・・。

この3冊は設問に答えるというよりも、

説明文・論説文ならキーワードを使っての要点をまとめる、随筆文なら筆者の体験や心情をまとめる、物語文なら場面ごとの出来事や主人公の言動・気持ちをまとめる

という記述です。

 

これができると、違う角度からまた国語の力がつくと思うのですが、余裕がないかも・・・。

まずは、日能研のテキストで覚えた解法を試して習得していく練習が我が家では先ですね。

 

日能研の成績がずっと底辺だった息子

日能研のテストでは、毎回10段階評価の3でした

これ以上は下がらない?という評価・・・。

たま~に、偏差値60近くいったことがあっても、幻で終わりました。

 

入試直前に過去問をやり始め、そこでテクニックやコツをつかみ、ぎりぎり本番で成功したというパターンでなんとかなりましたが、4教科合計点で判断されるといっても、国語で足を引っ張るのはヒヤヒヤでしたね。

他教科で失敗したら、国語のカバーなんてできないし・・・。

 

テストで点数を取ることを目的とすると国語もテクニックが必要なんだなと感じました。

 

1つ1つテクニック・コツを確認し、気にしていくように心がける

子供と一緒にこの本を読み進めていくと、こういうところがわかっていないんだ・・・ということに気が付きます。

 

ちなみに、息子は発達障害であり、IQが高いけれども処理能力が低く、頭と体がちぐはぐな状態と言われています。人の気持ちを感じることが苦手、理科が大好きでなんでも物理的に物事をとらえがちという傾向があります。

 

この本で、

「言葉の例で空気を読む」ということは、「空気なんて透明だし、読めないよ~」という意味ではなく、「その場の雰囲気を感じること」という意味を想像してみよう

とあります。

 

確かに、日常生活で何気に使っている言葉がたくさんありますが、辞書に書いてある直接的な意味と、文章中で使われる意味では大きな違いがあることがありますよね。

 

わかっている人には、こんな当たり前のことから1つ1つ教えていかなきゃいけないの?

と思うかもしれませんが、まだ真っ白な頭の子供、特に国語が苦手な子供には1つ1つ理解していってもらわないと、この先の難しい文章ではちんぷんかんぷんになってしまいそうです。

 

発達障害の息子は人の気持ちが読めない

なかなかやりにくい国語で、特に人の気持ちや想像が苦手な息子。

サピックスの入試報告会でも言われていましたが、ある学校で三角関係の恋愛の話が問題に出たそうです。

 

サピックスの先生が

「『恋人』を『変人』と書いてしまうような男子には厳しい問題だったでしょう。」

とおっしゃっていて、みんなで爆笑。

 

ただでさえ、男の子にはさらに難しいテーマが待ち構えているんですよね。

でも、本人なりに頑張っているので、出来る限り私も応援するつもりで一緒にやっていこうと思います。

もちろん、塾で教わってきているものはわかっているようですが、それをテストに活かせてない・・・。

 

もう、国語はずっとあがきまくっていました(泣)

読解問題で悩んでいるお子さんがいらっしゃいましたら、まずは国語の抵抗を減らしてあげたいですね!!

ありがとうございました♪

最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

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