朝勉、やったほうがいい?わが家はやめてリフレッシュタイム

中学受験をするなら「朝勉」。
そんな言葉を知ったのは、息子が4年生のときでした。
入試は朝から始まるし、朝から頭を動かす習慣をつけておいたほうがいいらしい。
「なるほど。そりゃ、やったほうがいいよね」
ということで、漢字と計算を15~20分くらい。
我が家も朝勉を始めました。
家庭それぞれの朝の過ごし方
朝の過ごし方は、各家庭の生活というか教育方針で違いがありますね。
ママ友同士で話題にでたことがあるのですが、いくつか例をあげると、
- 中学受験をするなら朝勉は当たり前。試験本番で困るから。
- 中学受験をしなくても生活の一部で、小さい頃からやっている
- 朝に基礎英語をやっている
- 漢字や計算などのドリルや公文のプリントを毎日やってから学校へ行く
- 学校へ行く前にテレビゲームをやっている、テレビを見る、新聞を読む
- ギリギリまで寝て、急いでご飯を食べて学校へ行く
周囲の話を聞いてみると、結構色々なタイプがあるんだなぁ。
中学受験をするなら朝勉強の習慣をつけた方がいいらしい
朝勉を開始したきっかけは4年生の時
我が家の生活習慣の中で「朝」は余裕がない!
テレビを見ながらなんとか時間に追われて行動していた朝ですが、息子が4年生の時に中学受験のため日能研を通うようになり、色々な方のブログを読んでいるうちに「朝勉」というものを知りました。
朝の貴重な時間に起きて早々に勉強だなんて…
4年生はなんとかできたけれど…
4年生のうちは、なんとか続いていました。
ところが5年生になると、だんだん朝が大変なことに。
眠い。起きない。学校の支度が遅い。
でも朝ごはんは食べたい。
そして朝勉の漢字は殴り書き。
「はい、やったからいいでしょ」
という感じで、私もイライラ。
発達障害の息子は時間の概念に乏しく、自分の気持ち優先で焦らない。頑張って乗り越えるより逃げる。
という状態が強く現れる時期になってしまいました。
朝から親子で大騒ぎ。
ドリルの量を減らしてみても、朝の勉強はどうも嫌々モードでした。
5年生になり朝の時間帯に機能しない
当時は、私もADHDに理解がなく、生活習慣として身につけてほしいという想いで、朝から叩き起こしていました。
でも、あるとき、ふと思いました。
漢字と計算をするために朝勉を始めたのに、
朝勉をする
↓
学校の支度が遅くなる
↓
私が「早くして!」と怒る
↓
親子ともに朝からイライラ
わたし…あれ?
これ、朝勉をする意味がない?
息子朝にやらないで、学校から帰ってきてから宿題と一緒にやるから
息子に言われ、朝勉は中止となりました。
生活態度を優先して朝勉強をやめた
朝勉をやめた息子。
では、朝は何をするのかというと…
録画していたテレビを見る(笑)
学校へ行く準備ができたら、TVタイムです。
すると、「テレビを見る時間がなくなる!」と思うからなのか、学校の準備が早くなりました!
朝に勉強するより、好きなテレビを見て気持ちを切り替えるほうが、一日のスタートを切りやすかったのかもしれません。
入試本番のことが不安に
受験となると、後悔したくない…とつい思ってしまい、みんながやっている朝勉をやった方がいいんだろうという不安がよぎるんですよね。
そりゃぁ、やった方がいいのはわかっているけど…
時間の概念に乏しい息子には、今の気持ちが優先で、気分次第。
入試本番での「朝の頭の回転状態」は未経験だとどうなるかわからないですよね。
普段の塾の模試が朝からでも、やる時はやるし、無理してまでやらなくてもいいかな。
朝からバトルしている場合でもないしなと、考え直すことにしました。
実際に中学受験をしてみた体験から
受験前は、確かに、入試本番の当日にボ~っとしてたらマズイよなぁ。
いつもの習慣がマイナスになっちゃうのかな…
朝から頭が働かなかったらどうしよう。
そう思いつつも、朝勉に無理があった息子。しょうがない。
そして、実際の入試当日。
息子は…
朝ごはんを食べながら、アニメを見ていました(笑)
「え、本当にそれでいいの?」
と思いましたが、もう本人に任せることに。
いつも通り過ごして、試験会場へ向かったんですよね。
普段の生活とはまったく違う精神状態で迎える中学受験期間は、子供の状態が読めません!
夜に眠れない子もいますし、緊張して目がスカッとする子もいますし、いつも通りに落ち着いて朝勉を軽くやってから本番に備える子もいます。
そう思うと、朝勉は何がなんでもやらなきゃいけないか?というと、子供を怒ってまでやらなくてもいいかなというのが私の結論です。
日能研の卒業生に直接「朝勉について」話を聞いてみた
日能研では、夏休み前にNフレンズというイベントがあります。
日能研を卒業した中学1年生が学校ごとのブースにわかれ、直接お話ができるという機会があるんです。
先輩お兄ちゃんたち2人に「朝勉をやっていたかどうか」聞いてみたことがありました。
2人とも真面目そうなお子さんで、丁寧な受け答えでした。
(数年後はこんなお兄ちゃんになれるのかな・・・笑)
「朝勉はやった方がいいことはわかっていたんですけど、朝は苦手でどうも起きれなくて…。朝はやりたくないから、夜にやることをやって、すっきり寝た方が自分には合っていたので、朝勉はやりませんでした。入試本番では嫌でも目が覚めました(笑)毎日どこかでコツコツやっていればいいと思いました。」
と、それぞれ2人とも別の学校でしたが、朝勉は苦手だった様子。
未体験の私としては、しっかりしているなぁ。すごく納得!
子供自身もやりたくないというわけではなく、やるべきことはわかっているけれど、自分の中で工夫をしていたんですよね。
わたしいやいや、うちはただやりたくないだけだと思うけど…
「みんながやっているから」じゃなくていい
毎日規則正しく続けるという習慣は大事なことです。
超難関校に合格した子の特集を見た時は、学校へ行く前に朝食を食べながら新聞チェックをする生活というのを見て、できたお子さんだな~と思っていました。
どれが正解というより、子どもによって違うんですよね。
当時の私は、
「中学受験をするなら朝勉もやらなきゃ」
と、情報に引っ張られていたんだと思います。
でも、1年間やってみて、やめてみて思ったこと。
「みんながやっているから」ではなく、「うちの子にはどうなんだろう?」と考えてみる。
これは朝勉に限らないのかもしれませんね。
勉強する時間も、勉強のやり方も、学校選びも。
我が家の場合、朝に必要だったのは「朝勉」ではなく、
学校へ行く前のTVタイムだったということです。
…まあ、入試当日の朝までアニメを見ていたのは、ちょっと想定外でしたけどね(笑)

