コンサータとインチュニブをやめた体験談|中学受験後の息子に起きた変化と副作用

以前、小学6年生でコンサータとインチュニブを飲み始め、中学受験を乗り越えるまでのことを書いたことがあります。
中学受験6年生という大事な時期にすったもんだした我が家。
とにかく、息子自身がやる気がなくなった、不登校気味、塾へも行かない、それでも受験はやめたくない…という、どうしようもない状態に陥ったのが、6年生の始めころでした。
しかも、イライラするのか何の関係もない妹へのちょっかいが激しく、息子自身の中でも自分でどうしようもなくなっている様子。
私もどうしようもなくなり、低学年の時に受診した病院へ行き、先生から「コンサータ」という薬を処方されて飲み始めることに。

その後、秋ごろに
「やっぱり気持ちの切り替えができない。」
「頭ではわかっているけど、体が動かない」
でも、受験はやめたくない!
ということで、病院の先生に相談し、WISCの検査をしたり、インチュニブを試してみることになりました。


中学受験までは効果があった気が…
薬を飲んでいたことで、見た目として劇的な変化があったかと言われると、
う~~~ん…。正直、わかりません。
飲み始めた頃は、コンサータを飲むと頭がすっきりすると息子は言って、妹へのちょっかいは減ったので、わかりやすかったのですが、他はどう作用していたのか、外からではわかりませんでした。
しかし、中学受験を目前にしてやる気スイッチが入ってきて、自分から動くようになってきたので、現状維持!
この薬の組み合わせで安定していたので、とりあえず受験の最中はコンサータとインチュニブの併用でいきました。
中学受験が終わって
受験が終わり、中学校生活にも少しずつ慣れてきた頃。
ある日、息子が、
息子もう薬はいらないかも。
と言ったんです。
その言葉を聞いたとき、私は「もう大丈夫なの?」と嬉しい反面、「本当に?」という不安も。
「やめて大丈夫かな。」
「また前みたいに動けなくなったらどうしよう。」
そんな気持ちがありましたが、自己判断でやめてはいけない薬なので、病院へ行きました。
病院の先生に相談すると、
医者新しい環境にも慣れてきたようなので、夏休みに様子を見ながら減らしてみましょう。
ということになりました。
薬をやめようと思った一番の理由
薬をやめようと思った理由はいくつかありますが、一番大きかったのは副作用。
コンサータを飲んでいる間は食欲が落ち、育ち盛りなのに体重はなかなか増えませんでした。
一方、インチュニブは眠気が強く出ることがあり、コンサータを飲み忘れた日は、眠気が強く出て学校へ行くのも大変なくらい。
当時は「薬だから仕方ない」と思っていましたが、息子にとっては毎日のことで、何か違和感があったのかもしれません。
もう1つは、自分で学校生活を楽しむことができて、自信がでてきたのかなという感じもありました。
このまま成長して、いい方向にいけば嬉しいけど…。
最初に変わったのは食欲でした
薬をやめて一番驚いたのは、食欲です。
本当によく食べるようになりました。
「あれ?こんなに食べる子だったっけ?」
と思うくらい、すごい食欲。
育ち盛りの中学生ですからね。少し安心しました。
眠気も落ち着き、宿題は相変わらずマイペースでしたが、それは以前から変わらない息子らしさ。
生活全体が崩れることはなく、「このまま薬なしでも大丈夫なのかもしれない」と思えるようになっていきました。
薬だけが理由ではなかったと思う
今振り返ると、落ち着いてきた理由は薬だけではなかったように思います。
中学受験を終えたこと。
新しい学校生活に慣れてきたこと。
少しずつ精神的に成長してきたこと。
いろいろなことが重なった結果だったのかなと思います。
薬のおかげだったのか、成長だったのか、それとも環境だったのか。
正直、今でも答えはわかりません。
でも、あの頃の息子が「やめてみようかな」と自分で言えたことは、大きな成長だったと思っています。
あの頃は「もう大丈夫」と思っていました
薬をやめても落ち着いて過ごせていたので、私は「もう薬は卒業できたのかな」と思っていました。
でも、子育てはそんなに簡単ではありませんでした。
数年後、思春期を迎えた息子は再び大きくつまずき、私たちはもう一度病院を頼ることになります。
その経験を通して感じたのは、
薬は子どもを変えるものではなく、必要な時期を支えてくれるものなのかもしれない
ということ。
副作用や効果の状況を考えると、どれがベストかを見つけるのは、なかなか難しいですが、病院と相談しながら様子をみるといいですね。
親だけで抱え込まず、主治医と相談しながら、その時々の子どもの状態に合った選択をしていくことが大切なのだと思います。
※この記事は、わが家の体験をもとに書いています。薬の効果や副作用には個人差があります。服薬や減薬については、必ず主治医と相談しながら進めてください。



